2年「性教育」を実施しました!

本日、1・2校時に2年生を対象に「性教育」を実施しました。講師は、ここ数年本校を含め、県内各幼小中高校など多くのところで「命の授業」をされている助産師の「斎藤智孝(さいとう ちたか)先生」です。今年は感染症対策のため、学級ごとに時間を分け椅子の間隔をとって行いました。

私も何度か斎藤先生の講演を聞かせていただいたことがあり、お話ししていたら、「私も20年以上講演にまわっていますが、『長浜』は早くからご縁をいただいています」とのことでした。

いつもながら、パワフルで軽快な語り口で、1000人以上の出産の現場に立ち会ってこられた斎藤先生の言葉には、生徒たちの心に響く重みがあります。

〇命の誕生、今生きていることは奇跡(250兆分の1)

〇自分の言葉で相手に気持ちを伝えよう 〇相手の言葉にも耳を傾けよう
〇しっかり情報を見定め、自分で自分の命・体・心を守ろう

授業の後半では、「アサーション講座」として、相手からの言葉にどのように返すのか、3つのパターンでのロールプレイをしました。

斎藤先生は私にこんな話をされていました。「コロナ禍の現在ですが、その対応は『性』の問題と全く同じです。周囲の偏見や思い込みに流されず、正しい情報を知り、自分で正しい判断をし、自分で責任を持って行動することが大事。そのためには、惑わされない勉強や経験が必要です。生徒のみんなに、そんなことを感じてほしいと思っています・・・。」

短時間でしたが、自分の命・体・心について、しっかりと向き合う時間になりました。