本日、2021年3月11日は「東日本大震災」が発生して以来、ちょうど10年になります。
失われた多くの命に哀悼の意をあらわすすともに、今ある自分の命の尊厳に感謝し、朝の立腰の時間に、全校で黙とうをささげました。
午後には、1・2年生徒会主催の「3年生感謝プロジェクト」が実施されました。例年は、3年生を送る会として、全校で集まって会を開いてきましたが、今年は感染症対策のため工夫をこらし、感謝の気持ちをあらした動画を作成し、全校の各教室で視聴しました。
各部活動からのメッセージなどの後、卒業生のこれからの大いなる飛躍を願って、『上を向いて歩こう』を全校で合唱しました。密を避けるため、生徒・先生方でいくつかのグループを作り、歌の一部を順に歌い、最終的に動画を合成し、一つの歌として完成したものです。
なかなか素晴らしい出来栄えで、最後には各教室で歓声と拍手がおこっていました。
放課後は、各部活動単位で3年生との「お別れミーティング」が開かれました。例年は、卒業式の後、見送りの中で在校生から卒業生へのお礼の気持ちをあらわしていましたが、今年は感染症対策のため見送りは実施しません。そのため、特別に感謝の意を示す場を設定しました。各部では、在校生は卒業生への感謝とともに、その思いを受けてしっかりと活動していく決意をあらわしていました。
今日の午後は、例年とは大きく形が変わりましたが、「感謝」という気持ちを形としてあらわすには、工夫をこらし、例年以上に確かなものが得られたと感じました。卒業生の皆さん、本当によく頑張りました。ありがとうございました。