暦の上では「立春」ですが、今日は朝から冷え込んで校地内も少し雪が舞っていました。今週末は、湖北地方に再び寒波の予想がされています。
昨日より県内の私立高校入試が始まっています。昨日受験した3年生に話をしていると「難しかった‥」「まあまあできました‥」「なんとか全て書いてきました‥」など、様々な思いを持っていました。
一方、1・2年生は終日「実力テスト」を実施しています。これまでに学んできたことの確認テストですが、どの教室も真剣に取り組んでいます。
「立春」の日。春を運んでくるように、春先に東方から吹いてくる風を「東風」といいます。東風は「こち」「ひがしかぜ」などと読みます。本校の学校報にも使っています。
~東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ(春を忘るな)~ 【現代語訳】(春になって)東の風が吹いたならば、その香りを(私のもとまで)送っておくれ、梅の花よ。主人がいないからといって、(咲く)春を忘れてくれるなよ。
これは平安時代前期の貴族・学者である菅原道真の大変有名な歌です。太宰府に左遷されたとき、庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだと伝わります。
身を刺すように冷たく吹くことも、弱く、柔らかく吹くこともある東風。春を少しずつ感じられる風です。
東中生にも、必ず春はやってきます。そのために、今をしっかり頑張ってほしいと願っています。