本日2校時目に「人権講演会」として、「視覚しょうがい者への理解」という演題でトーク形式での講演会を行いました。講師には、田尻みどりさん(県視覚障害者福祉協会)と塚田美晴さん(市社会福祉協議会)をお招きしました。
視覚障がい者でもある田尻さんは、その生い立ちや生活について話され、生徒たちへ質問を投げかけながら話を進められました。塚田さんが、生徒にマイクを向けながら進行を務めてくださいました。後半、生徒からの質問に答えながら視覚障がいへの理解について話され、「障がいがあってもみんな一生懸命生活している。言った言葉は戻せないのだから、よく考えて、人を傷つける言葉は言わないようにしましょう。また、白杖を突いている人を見かけたら、声をかけてあげてください。」と結ばれました。田尻先生、ありがとうございました。
また、講演会後は学年ごとに「アイマスク体験」を行いました。
普段は見えていることが当たり前の生活をしている中で、実際に目が見えないことがどれほど大変なことかを実感できたようです。これからの生活の中で、いろいろな障がいをもった方と接するときに、どのようなサポートをしてあげられるのかを考える機会となればと思います。